iPadで英字新聞や洋書を読んでるときに物書堂の辞書を使えると、非常に便利になります。
今回はその技を見ていくことにしましょう。
1. まず、iPadを横置きにして、画面分割に持っていきます。
Safariで英字新聞を読んでるときに、指で画面下からそーっとドラッグし、窓が出てきたら最近使ったアプリの中から物書堂の辞書アプリを長押しし、右に持っていきます。
すると写真のように左側にSafari, 右側に物書堂の辞書アプリが表示されるようになります。
2. 今度は物書堂の辞書アプリの右上にある「・・・」という箇所をまず押し、次にその他の「設定」というところを押しましょう。
3.そして設定のところにある「クリップボード検索」のところをスライドしてオンにします。
クリップボード検索をオンにしたら、4. 英字新聞で引きたい単語をタッチして選択し、今回は「調べる」ではなく、「コピー」を押しましょう。
すると、一瞬にしてコピーされた単語が物書堂の辞書アプリに送られ、単語の意味が表示されます。
写真ではジーニアス6でartificialを引いていますが、ジーニアスの箇所を押せば、別の辞書にもジャンプすることができます。これで物書堂に入っている様々な辞書が使えるようになります。
調べたい単語をタッチで選択し、コピーし続けるだけでどんどん引いてくれます。そしてたまに、閲覧履歴を押して復習しておくことも重要です。大事だと思う単語はブックマークするか、スクリーンショットを撮って後で見直しできるようにしておきましょう。
iPadと物書堂の辞書は、いろいろと揃えるとかなりの金額になりますが、本気で語学をやろうと思う人には確実にペイする素晴らしいツールです。
最初の物書堂の辞書アプリ一覧から、「英語講師なのになぜドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、中国語なども入ってるのか?」と思われるかもしれませんが、実はイギリス系の新聞であるFinancial TimesやEconomistを読んでると、英語以外の単語もさりげなく出てきます。
また、仏和辞典とかですと、現在のプチロワ5ではなく、昔のプチロワ4で解決できた単語などもあり、昔のアプリは削除しない方がいいです。
物書堂の辞書アプリは多く入れておくに越したことはないです。最近のiPadはCPUの性能もすごいので、アプリを多く入れて動作が重くなることも全くありません。iPadはできるだけストレージの大きいものを購入し、たくさんアプリをダウンロードして使いましょう。