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自習室の正しい選び方

自習室は大きく分けて2種類あります。

 

予備校の自習室。

 

社会人向けのコワーキングスペース。

 

 

今回はそれぞれのメリット・デメリットを挙げてみたいと思います。学習目的によってどんな環境でやるかが伸びに影響してきます。

喫茶店のルノアールで勉強してる人もたまにいますが、受験生だったら地歴の調べものや理系科目の計算をあの小さなテーブルでやるのは厳しいので、環境は選びたいところです。

 

 

ちなみに、写真で掲載してる自習室は、六本木のアカデミーヒルズ49階です。

自分自身もかつて使っていた場所で、社会人になると図書館のような環境のありがたみをヒシヒシと感じるようになります。

 


まずは予備校の自習室について。

 

メリット

・同じ志を持つ者が学ぶ環境なので溶け込みやすい

・授業を受けると、自習室もついでに使えるので使用料が安い

・受験の情報を得やすい

 

デメリット

・勉強してる人達のやる気に差がある

離席に厳しいケースがある

(場所によっては10分離れるだけでイエローカードが出て、2枚もらうと使用禁止になるなど)

・基本的に充電が禁止されている

・私語禁止なので、声に出して覚えた方がいい科目(英語や地歴)は身に付きにくい

 

この中で離席に厳しいというのが個人的にはひっかかります。夏場にドリンクを買いに行ったり、トイレで少し時間をとられただけで使えなくなっては、今後の勉強スケジュールに多大な影響を及ぼすからです。特に体調不良でトイレに長くいただけで自習室の使用が禁止になったらかなり厳しいと思います。授業しか受けられなくなってしまいます。

今度はコワーキングスペースについてみていきましょう。

 

メリット

・私語禁止エリアと私語OKエリアに分かれているので、声に出して覚える教科(英語・地歴など)学びやすい

 

・離席に厳しくない(1時間以上離れていても何も言われない)

・充電できるし、wifiも使える

・環境がいい

 

デメリット

・クレジットカード払いの場所が多いので、受験生だと家族カードを作る必要があって少々面倒

・たまにPCのタイピングがうるさい人がいる

・ごく稀に汗臭い人がいる(午前中に筋トレしてシャワーを浴びずに午後に勉強しにやってくる変な自己啓発マニアな人がいる)

・ビジネスカラーが強いので、受験生だと少し浮く

・18歳以上と年齢制限を設けてるケースが多い

・授業はなく、場所を使用するだけなので少し割高

 

両者を比較すると、自分ならコワーキングスペースを使うかなと思います。

やはり離席にうるさくないことと、そして私語OKなエリアがあるので、声に出して覚えた方がいい教科(特に英検、TOEICなど語学分野)の学習が進むからです。

 

ただ、年間契約はやめた方がいいです。あくまで月額会員がおすすめです。なぜなら最初は快適な環境でも、数か月してから汗臭い人、タイピングがめちゃくちゃうるさい人など、一癖二癖ある人がやってくるかもしれないからです。あとから環境が変わる可能性があるのです。

 

そして家から通いやすいかどうかもポイントです。

自分の場合は、六本木のアカデミーヒルズは新宿と自宅の間ではないので、やはり半年くらいで足が遠のいてしまいました。しかし、ビジネスエアポートは新宿三丁目店が塾から非常に近く、2年以上通い続けました。

 

環境、立地、離席の自由、私語禁止エリアとOKエリアに分かれてるか、このあたりが見るべきポイントだと思います。

 

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