「準動詞ってなんだったっけ」
付属校から大学に進学したとき、推薦やAOで進学したとき、英文法の基礎が意外と抜け落ちてることがあります。
しかし、大学3年になるとTOEIC受験があったり、社会人になると英語でメールを書いたりする作業が待ってるはずです。
その時に焦ってTOEICの問題集に取りくんでも文法の解説を読んでもよく分からないものです。
そこで、今回は救世主となってくれるテキストを紹介します。
塾用教材のSirius 発展編 Vol.3です。
大きな本屋にいくと、社会人向けの「やり直し英語」を謳う教材がたくさん売られていますが、どれもビジネスで必要な表現を覚えさせるものだったり、文法の細かい解説を省いたものだったりします。
実は、本当に役立つ教材は、中学生用のテキストにあります。
プライドが許さないという人も多いかもしれませんが、変なプライドは捨てて学んだ方が長い目で見たとき、得します。
試しに分詞構文の問題を1ページ見てみましょう。
すべて瞬時に解けるでしょうか。
案外この辺りをしっかり解くことができる大学生は少ないのではないでしょうか。
「大学生だから英字新聞や洋書を読むべきだ!」といきなり難しい相手に挑まず、まずは中学でやる内容を完全に吸収しているかどうか、確認してみることが大切です(社会人になるとこの復習作業をするのが難しくなります)。
Sirius Vol.3は文法の項目別に易しめの練成問題と、難しめの発展問題に分かれています。自信がない場合は、まずは練成問題だけ解くという形でも大丈夫です。
さらに自信がない人は、このSirius Vol.2やVol.1からやり直すのでも大丈夫です。
とにかく、基礎をごまかさないことが大事です。学生期間は、実は遅れを取り戻すのに非常にいい時期でもあります。
塾用教材や学校で配布される教科書は、東京都内だと、総武線の大久保駅近くにある「第一教科書」で購入できます。
教科書供給、販売なら第一教科書へ (daiichikyokasho.co.jp)
自分は受験時にここで東京書籍の世界史の教科書を買ったり、いろいろとお世話になってます。
お盆や年末年始は休みのことがありますので、HPで事前に営業時間と営業日を確認しておくことがポイントです。
塾用教材は年齢に関係なく、特に英語は誰でもやり直すと学びがあります。
もし苦手な教科を克服したいと思ったら、まずはこちらでテキストを購入してみましょう。解答もちゃんと別冊でセットでついてきます。
自分自身も英検1級を取得してSAPIXで教えていたとき、「英語塾で使う塾用教材こそ、学生や社会人もやり直すべきだな」と感じました。
中学や高校でやっただけだと、案外忘れてるものがあったりするのです。