リスニングの練習は普段してるでしょうか。
英語塾でリスニングを練習しても、音声を流してるだけになってしまいますので、どうしてもプリント演習が中心になります。そこで、リスニングは量をこなすためにも自習教材を選ぶことが重要になってきます。
圧倒的におすすめなのが、CNN10というニュース番組。YouTubeで視聴できます。
昔はCNN Student Newsだったのが、担当者が変わってCNN10という名前になりました。
この番組のいいところは、世界各国で英語を学習してる生徒向けに編集されているところです。政治の話なら解説が入ってたり、あまり専門的で難しくならないように配慮されています。
注意点として、7月から8月の中旬までは夏休みで更新されなくなってしまうことです。この間は、過去の動画を視聴しましょう。
画面の右下にあるCCというボタン、もしくは歯車のマークの左にある四角い字幕のボタンを押すと、セリフが文字で書き起こされます。
英語学習ではリスニングが非常に重要です。
実は、英語はヨーロッパの他の言語と違って発音のルールが複雑で、例外も多いことから、初見の単語がどんな発音になるのか推測しにくいのです。発音をチェックすべく、毎回辞書を調べる必要があります。
そして英語が苦手な人だと、自分で発音を勝手に想像して覚えてしまってるケースが多々あり、一度変な癖がつくと、後から矯正するのが難しくなってきます。
英語は正しい発音とともに学習すべきです。
学習者にとって大事な点を、以下に挙げてみます。
1.リスニングはいつから始めるべきか
→なるべく早い時期から。できれば高校1年生から始めよう。
高校3年生からでも一応間に合うが、もっと早い方がいい。特に東大を目指す場合はリスニングが英語の4分の1ほど占めてるので、早い時期から動く必要がある。
英検になると、一次の筆記の3分の1ほど占めている。
2.一日にどの程度やるべきか
→最低でも20分。できればネイティブの発音を口ずさんで真似してみる。
3.どこでやるか
→電車の中か、自宅か、自習室。
イヤホンやヘッドホンはノイズキャンセリング機能がついたものにして、音を上げすぎないようにしましょう。自分の場合は、SONYやBOSEのヘッドホンを使用しています。(AppleのAirPodsはシリコンゴムが耳に合わなかったのでヘッドホンにしてます)
なお、リスニングがない大学を受けるにしても、やはりリスニングはしっかりやるべきです。英文を読んでるときに音声が脳内で再生されるようになっていると、英文の内容をはやく掴めるようになるからです。
英語は音楽の授業と一緒で、歌詞だけ無言で見てても記憶に残らないですが、曲のリズムに触れていれば体で覚えられます。体で覚えるとずっと残ります。
リスニングは語学学習の中でも骨格をなすほど重要パートです。