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英語講師は仕事以外で何してるのか

「仕事以外、普段は何してるんですか?」

 

もっぱら高校生よりも社会人から聞かれることが多い質問です。

 

授業そのものは仕事の中のほんの一部で、実は教材作成、自己研鑽、コラムの更新、経理、教材や備品の購入、掃除といろいろやることはありますが、英語力を維持したり、教材研究のために多くの時間を費やしています。

 

今回はその中でも自己研鑽についてお話をしてみたいと思います。

 


自己研鑽として、自分がよくいくのは喫茶店です。

以前はコワーキングスペースに通っていましたが、月額制だとそこに毎日通い続けないともったいないので、気ままに通える喫茶店を利用しています。

 

ドトール、タリーズ、ルノアール、カフェベローチェといろいろ通います。

たまに歌舞伎町で読書することもあります。

 

(ずっとクリーンな塾にいるとバランス感覚を失うので、散歩だったり少し環境を変えてみることが大事です)

 

喫茶店でよく読むものは、洋書から洋雑誌、英字新聞と幅広いです。

Economist, Foreign Affairs, Japan Times, Financial Timesなどをデジタル版を定期購読しています。Economistは雑誌も届くようにしています。

 

洋書は最近のものでいくと、ハラリのNEXUSだったりカクタニミチコの本だったり、ジャンルを問わずいろいろ読みます(円安で恐ろしく値上がりしてるので量は減っていますが)。

 

また、電車ではNBCニュースやAmazon Primeを利用してBBCを視聴しています。

 

知識をアップデートする作業では、

開拓社、研究社、くろしお出版、ひつじ書房あたりを読み、学参では金子書房と、すでに倒産してしまいましたが文建書房あたりを読みます。

 

純粋に文法を研究することもあれば、類義語を調べたり、英作で使う名詞構文を調べたり、なかには論理学や歴史など英語以外の分野の本を読むこともあります。たまにドイツ語とフランス語を研究することもあります。

 

その時よく聞かれるのが、

「そんなに調べる必要があるんですか?」

「30分くらいでいいんじゃないですか?」

 

というものです。これは間違ってます。

 

 

土日に6時間研究した内容が、授業で扱うと5分程度のネタにしかならないことはザラにあります。授業で出すネタの背後には、実は膨大な研究があるのです。

 

そして、洋書を多読しても、そこで得た知識をすぐそのまま授業で使えるわけではありませんが、個別指導でその場で英作を添削してるときに精度が変わってきます。

 

さらには研究するには時間がどうしても必要です。そして頭脳がフレッシュな状態に保たれていないと難しい本は読めません。

 

フレッシュな状態を維持するためにもお酒はあまり飲まないようにしてます。

 

バーにいってお酒を飲むとその日はもう研究に使えなくなってしまいますし、睡眠の質も悪くなるので、教える仕事をする場合はどうしてもフレッシュな状態を維持してる必要があります。

そういう意味で普通の勤め人の感覚からはややずれたものかもしれませんが、英語塾でいいものを提供し続けるためには、少々ストイックな自己研鑽は不可欠だと思います。

 

 

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